対談インタビュー02

制度の活用とみんなの意識で
働きやすい環境を作る

児童発達支援事業・放課後等デイサービス「ハビー」

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トークテーマ

「ハビー」の働き方改革

ハビーの療育事業(児童発達支援・放課後等デイサービス等)は発達障害など、特性をもったお子様の、心や身体、言葉の発達の支援を通して、
お子様が健やかに成長し、未来へ向かうことを支えるお仕事です。
福祉・保育の業界では一般的に労働環境が過酷で、離職率が高くなってしまいます。その中でもハビーは低い離職率を維持しています。そこには、休暇などの福利厚生の制度が充実し、活用しやすい雰囲気づくりと一人ひとりの工夫があります。
今回は、スーパーバイザー、教室長、新卒1年目の方たちにハビーでの働き方について語っていただきました。

MEMBER

メンバー

  • 長島さん
    2017年入社
    療育部 スーパーバイザー
  • 髙本さん
    2019年入社
    療育部
    ハビーセンター北教室 教室長
  • 中島さん
    2022年入社
    療育部
    ハビー川越駅前教室

役職・配属は2023年2月時点のもの

01.経験・未経験問わず「想い」を持った人が集まる場所

療育とはどんなお仕事ですか?

ハビーの療育事業は特性のあるお子様が、健やかに成長して、未来に向かってもらうための支援をする仕事です。
お子様一人ひとりに合わせた支援プログラムを作って、じっくり向き合い、苦手の克服をサポートします。お子様への45分の支援活動に加えて、保護者様への15分のフィードバックを行います。
保護者様とのコミュニケーションがより重要になってきますね。やはり特性のあるお子様を育てることに不安をお持ちの保護者様は多いので、きめ細かいサポートが必要になります。
お子様一人ひとりにあった支援をするということが非常に重要です。「楽しい!」「できた!」ということを多く体験してもらいたいです。「この子にとって一番いい支援は何か」をとことん追求するお仕事です。

どういった経歴の方が入社されていますか?

本当に多種多様な方がいらっしゃいます。資格で言えば、保育士、児童指導員をはじめとして、臨床心理士や公認心理師をはじめ、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士など様々な資格をお持ちの方がいます。
業界経験で言うと、経験者も未経験者もどちらもいらっしゃいます。経験者の方で多いのは、一人ひとりのお子様に深く寄り添っていきたいと思って入社される方が多く、未経験の方に関しては資格を取ったけれど、結果として別の仕事をしていて、「やっぱり児童福祉の仕事がしたい!」と思われて入社される方が多いです。
私はもともと大学の先生を目指していたのですが、教育実習で特性のあるお子様と接したことがきっかけでハビーに入社しました。
いろいろな想いを持ってハビーに入社される方が多いです。

02.「想い」が強いからこそ区切りをつけるのが難しい

業界全体の課題や、療育のお仕事の大変さ、やりがいを教えてください。

私は前職も福祉業界にいたのですが、「療育」という観点でも「福祉」という観点でも人材が流動的なことが課題だとは感じています。長期的なキャリアをつくれる方がなかなかいらっしゃらないですね。
このお仕事は専門的な知識を求められますし、利用者様・保護者様の思いに答えつつ、ひとつのチームとして、同じ方向を向いて支援する、というのがやりがいであり難しさですね。
そうですね。ひとりひとりのお子様の状態や個性に合わせた支援が必要になるという面では、やはり大変といえば大変ですよね。「柔軟さ」が必要かなと思います。
大学の教育実習で特性のあるお子様と接したことで、大変さはある程度は想像できていました。最初は戸惑うことも多かったのですが、支援がうまくいって、保護者様から「○○ができるようになりました!」という喜びの言葉をいただいたときはすごく嬉しいです。
療育はお子様と実際に接する時間だけでありません。「このお子様にはこういう支援をしたらどうか」と考える時間はいくらあっても足りないと感じる職員が多いですね。やろうと思えば、いくらでも仕事があり、労力を費やせばそれだけ大きく返ってくるので、どこまでやり続けるか、どこで仕事をストップするか。その線引きが難しいですね。
療育や福祉に携わる人は他人のことを真剣に考えて、行動できる。そういう方が多くて、できる限りのことをしてあげようと考えるのだと思います。

03.制度と環境により生まれる好循環

会社として、そういった課題にどんなアプローチをされているのでしょうか?

きちんと休めるよう、会社では有給休暇、時間休、育児休暇、看護休暇など、さまざまな制度を整えてくれています。
働くときは働く!休むときは休む!というメリハリがあります。
業務の効率化のために、支援記録や面談記録、情報共有の方法などを標準化して、本来時間をかけてやるべきことにだけ集中できるようにしています。
新卒として入社して不安もあったのですが、とても働きやすい環境で不安が拭えました。これから多くのことを学んでいきたいと思っていますが、安心していろんなことにチャレンジできると思います!

休暇などの制度があっても、さまざまな理由で形骸化しているケースは多いと聞きます。実際のところどうなのでしょうか?

実は私も育児休暇を取得しました。条件を満たしていれば、男性でも育児休暇を取得できています。
子育てをしている身としては、嬉しいのが、1時間刻みで休める時間休ですね。子どもの急病等で帰らなければいけないときなどに、私も使わせていただいています。この前はうちの子どもの小学校の音楽会を見に行くために1時間の時間休を使わせてもらいました。
私は新卒なので、最近有休がいただけるようになりました。それに対して教室長や先輩たちが「有休取ってね」と声をかけてくれるのがすごくありがたいですし、実際に希望は出しやすいと感じています。
子育て中や介護中の職員には、看護休暇があるのも助かりますよね、何かあったときの安心感があります。
あらゆる人が働きやすい環境が整っていますし、活用されている印象です。

04.ハビーだからこそチャレンジでき、キャリアが磨かれる

さまざまな制度が活用できるように、意識していることはありますか?

日頃から円滑なコミュニケーションは大切にして、勤務シフトもできるだけ要望を聞いて組んでいます。
休みを取りたいとき、希望をだせるのは嬉しいです。
教室には決められた人数を配置しなければいけないので100パーセント希望が通るわけではありませんが、そこは互いに調整してもらっています。

意地悪な質問ですが、そういった方の働きやすさのしわ寄せが他の職員に来ることはありませんか?

支援を担当するお子様が当日いきなり増えたり変わったりして戸惑う、ということはないです。
仕事は増えてしまい、戸惑うこともありますが、私は「ぜひいっぱい任せてください!」という気持ちです。今は色んなお子様を担当して経験を積んでいきたい時期なので。
ご自身やご家族のケガや病気で、通院のために中抜けしたり時間休を取ることもありますよね。それはお互い様なので、使う方も遠慮せず「持ちつ持たれつ」であってほしいと思います。

職場環境を良くするために取り組んでいること、これから取り組みたいことはありますか?

どんな仕事でもストレスを感じないのは無理ですよね。職員が仕事中にホッと息抜きをしてストレスを解消する、休日をちゃんと取って休んだり好きなことをしたりして切り換えることが出来るように配慮しています。
職員が笑顔で気持ちよく出勤できる教室づくりを目指したいと思っています。
私は経験が浅いのでわからないことが多いのですが、わからないなりに先輩職員に聞いてやってみたりしています。これからは自分の教室だけでなく、他の教室ではお子様にどう対応しているのか、どんなイベントをしているのか、見て学びたいです。
教室ごとの関係や、職員間の関係を広げていきたいですね。どんどん連携ができてくると、より充実してきますし、何より楽しく働けるのかなと思います。
こんな風にアイデアが湧いてくるのも、非常に良い環境だなと思います。

05.チームワークを大切にしながら、前向きに取り組める人と働きたい

最後に応募者の方へメッセージをお願いします。

お子様の成長を感じたり、お子様が「できるようになったよ」と言ってもらえる喜びを感じてほしいです。それがハビーで働く醍醐味だと思います!お子様の成長につながる支援プログラム作りに一緒にチャレンジしていければと思います。
僕が仕事をする上で大切だと思うのは、コミュニケーションが円滑に行われることだと思います。
職員同士のチームワークが良ければ、働く人達も充実してきて、それが積極的なチャレンジにも繋がって、個人も会社もいい方向に進むと思います。
皆様と円滑なコミュニケーションをとっていければと思いますので、ご応募お待ちしております。
やりがいがすごくある仕事なので、そこに意義を見出せる方にご入社いただきたいです。自分が思っている通りにいかず落ち込むこともありますが、その時に改善策を一緒に考えてより良い教室づくりをしていければと思います。

ENDING

エンディング

インタビュアーのコメント

療育の世界はとても難しく、大きな責任が伴うものです。「働き方」という観点ではあまりいいものではないというのが世間一般の認識だと思います。そんな世界で強い「想い」を持っている3名に今回インタビューを行いました。

まず印象に残ったのが3名の笑顔でした。お仕事のことを伺うと、真剣ながらにも楽しそうに語ってくれる様子が非常に印象に残っています。確かにハビーには、「働き方」をよくするための制度が整っています。それをただの制度ではなく、生きたものにしているのは紛れもなく働いている職員の方々だと感じました。制度はあくまで土台で、その上で「子どもが好き」「最高の支援をしたい」という想いがハビーにカルチャーを作り、働きやすい環境が出来上がっているのだと思います。そしてそれがあるから安心してチャレンジできる。それがキャリア形成につながり、さらに良い働く環境づくりにもつながる。この好循環がハビーの良さであり、療育に対するイメージを変えていってくれる想像をさせてくれました。

人材開発部・部長のコメント

明るく穏やかなハビーの皆さん。
日々、そのお子様にとってのベストな支援は何かということに真正面から向き合っている印象です。
インタビューに出演いただいた3名からも熱い想いを感じました。
より良い教室づくりに励むハビーの皆さんにこれからも期待しています。

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